2012年01月29日

光化学スモッグも中国大陸に主因

今年になって光化学スモッグに関する報道が多いと思われませんか?

5月9日東京都東部、西部、多摩北部、多摩中部、多摩南部に方科学スモッグ注意報がでました。5月27日には山口県や九州北部に同じく光化学スモッグ注意報。そして、同日、ついに北九州市では注意報が発令され、同市教育委員会が市内85の小学校で予定されていた運動会を中止するように指導しましたが、児童や教員など362名にのどや目の異常が出ました。

そもそも、光化学スモッグとは1970年7月18日、東京都杉並区でグラウンドで体育の授業を受けていた多数の女子高生が、目の痛みや頭痛を訴えて倒れ、病院に運ばれたのが光化学スモッグの被害の最初です。この日7月18日は「光化学スモッグ」の日と制定されました。

光化学スモッグは70年代には猛威をふるいましたが、排気ガスの規制などが功を奏し、80年代に入るとすっかり沈静化しました。今の若い人は光化学スモッグと聞いても、何、それ?という方が多いでしょうね。

この忘れられた公害、光化学スモッグがここ数年、関東地方を中心に再発しています。昨年は22都府県でのべ189日の注意報発令がありました。393人が被害を受けています。

光化学スモッグは工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が、紫外線の影響で光化学反応をおこし、有害な光化学オキシダント(オゾンやアルデヒドなど)が生成され、空中に停留しスモッグ状になる現象です。日ざしが強くて風の弱い日に発生しやすく、紫外線の強い夏に多いのです。

最近になっての光化学スモッグの再発を、都市部のヒートアイランド現象による面もありますが、中国からの汚染大気の流入が強く影響しているようです。

福岡県は5月30日、4月下旬から5月上旬にかけて福岡県内で観測された光化学スモッグの主な原因が、中国大陸から流れてきた汚染物質である可能性が高いとする解析結果を発表しています。

この解析では(1)汚染物質の排出が少なく、日射もない深夜に高濃度が出現している(2)長崎県壱岐、五島などの離島でも高濃度が測定された(3)硫酸塩濃度が国内の発生源では考えられない高濃度を示した‐などが明らかにされました。

黄砂と同じルートで大気汚染物質が中国大陸から送り込まれているわけです。
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日本を襲う黄砂

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     ↑  ↑  ↑  ↑  ↑ 
     黄砂が日本を包む(衛星写真)


最近の新聞およびテレビ報道の見出しです。

・かすむ街並み、熊本県内で遅い黄砂(5/25)
・黄砂のベール空かすむ 5月の観測県内15年ぶり:沖縄(5/26)
・黄砂に包まれ かすむ岡山市街地(5/26)
・迷惑黄砂また 見通し10キロ以下に低下:鳥取(5/26)
・5月の黄砂、11年ぶり 中国の森林伐採原因?:(5/26)
・九州〜東北で黄砂を観測(NHK)
・3日連続黄砂にかすむ/鹿児島市、観測日数過去最多(5/29)

今年、かくも猛威をふるう黄砂ですが、そもそも黄砂とは東アジア・中央アジア内陸部の砂漠(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や乾燥した地域の砂が強風を伴う砂嵐などによって上空に巻き上げられ、偏西風に乗って黄砂粒子が浮遊しつつ飛来し、降下する現象です。日本における黄砂現象は、春に観測されることが多いのですが、今年は遅くまで続き、程度もひどくなってきています。

黄砂は自然現象であり、しようのないものと認識されてきました。しかしながら、年々、頻繁に発生し、その被害も大きくなっています。これは中国大陸において、過放牧や農地への転換によって緑地が失われ、人為的要因で砂漠化が進んでいる環境問題であると指摘されるようになりました。

今、中国の工業化、近代化は急速で、経済に限って自由化を認めた中国共産党の政策転換によって、国土は急速にさまざまな変容を遂げつつあります。要するに私たちも経験した"公害"が、はるかに大きな規模で発生していると思われます。

中華系の方はもともと利にさとく、自分や身内を大事にする、言い換えれば自分さえよければいいチョー利己主義社会です。また、環境に投資しても一銭の得にもならないと考える人が大半ですから、環境汚染はしばらく続くでしょう。国家権力による強制以外にないでしょう。

環境どころか、製品そのものの安全性さえ疑わしいものを平気で作る国です。アメリカで中国製ペットフードを食べた多くの犬やネコが死亡しました。そういう国です。排水溝に貯まった油を取り出して使うような不衛生な国です。

したがって、昔の黄砂は砂の微粒だったのでしょうが、最近の黄砂は砂だけではない疑いがあります。この点は事項で検証しましょう。
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黄砂と一緒に中国大陸から飛来するもの

黄砂が最近、頻繁に日本に飛来します。また、その黄砂の程度も年々、ひどくなっています。黄砂で洗濯物が汚れたり、車庫に止めておいた自動車がうっすら黄砂をかぶってしまいます。ほんの近景が黄砂でかすんで見えます。春がすみとはちょっと違って、なんだか呼吸をすると、肺の中いっぱいに悪いものが飛び込んでくるような気がします。

これまで黄砂は自然現象だと思われてきました。しかし、これは中国問題があるのです。公害といっていいでしょう。過放牧、農地転換の拡大などが、緑地を減らし、砂漠を広げていると、最近では認識されています。

黄砂はもちろん日本だけではなく、アジアの各地に飛来します。黄砂の源となる砂漠の位置と風向きの関係で、もっとも深刻なのが韓国です。そして、日本にも黄砂は飛来します。

黄砂を吸っても健康に影響はないのでしょうか? 黄砂はもともとは砂漠の砂ですが、工業化が急速に進む中国からもっと恐ろしいものが飛来しているのではないでしょうか? 最近、頻繁に発令される光化学スモッグの原因は、国内の大気汚染なのでしょうか?

今、日中韓3カ国では黄砂モニタリングの強化が図られています。環境省は黄砂実態調査を自治体への委託事業として実施しています。黄砂に含まれる物質の究明などが急ピッチで進んでいます。

黄砂は春の風物詩ではありません。それは中国が適切な環境投資を怠り、ひたすら工業化、モータリゼーション化を進めていることのしっぺ返しです。中国の農薬、めっきなどの排水はほとんど垂れ流しの状況です。それらは当然、日本海を汚染し、私たちの暮しや健康を直撃します。

このサイトでは、中国の工業化の暗部を黄砂という切り口で暴いていきたいと思います。
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